発達障害サポーターズスクール

有資格者の声

VOICE
書字の課題の背景を考え、工夫して対応できるようになり、感情的に怒ることがなくなりました。

Interview書字の課題の背景を考え、工夫して対応できるようになり、感情的に怒ることがなくなりました。

宮崎亜紀 様
保有資格

発達障害学習支援シニアサポーター

資格取得歴

2020年4月  サポーター資格取得
2020年11月 シニアサポーター資格取得

受講者様について

普段は飲食店で働きながら3児を育てています。
長男が3歳の時にASD傾向と診断を受けました。

サポスクとの出会い

息子が不登校の時期で自分の気持ちがしんどかった時期に、美容院でたまたま目にした雑誌の資格特集の記事に発達障害学習支援サポーターの小さな記事があって、心理士などの専門職以外で誰でも受けられる資格があるんだ、とその場でスクショして帰宅後、すぐに講座の申込をしたのがきっかけでした。

資格取得しようと思った理由

受講者登録をしてまず発達障害基礎理解講座Ⅰ・Ⅱを受講しました。いままで読んだどんな本よりも整理され、自分が知りたかったことが全部網羅されていて驚きました。特にパニックへの対処が解説されている部分では感動を覚えるような体験でした。子どもに対してこういう視点で見てもらえる、ということがとてもうれしくて涙をこぼしながら受けた記憶があります。その基礎講座を受け終えて、資格養成講座を受けない理由がありませんでした。受けずにはいられなかったような、とても自然な流れでした。自分にもできるかもしれない、より良い環境作りへの糸口になるかもしれないというような、純粋にもっともっと勉強したい気持ちにあふれていました。
また自分の子どもには24時間365日関わってきていて自分なりに取得してきたスキルを試してみたいという気持ちもありました。

資格養成講座を受講した感想

日々の子どもへの対応に自分なりの答えがあったのですが、その答え合わせというか、自分の対応一つ一つに名前がついていく感覚を得ました。言語化できていなかったことがきちんと言語化され、「そういうことだったのか」と分かりました。

試験の感想と合格のコツ

試験は思ったよりも難しかったです。
選択問題で正しいもの全てを選びなさいとか、正しくないものを選びなさいとか、
きちんと問題を読まないと間違えてしまうのでそこは注意した方がいいかもしれません。
コツとしては、私は書くことで覚えるタイプだったので、テキストの内容を全部まっさらなノートに一言一句書き写しました。
講座で講師の方が話すことも全てノートに記入して、昔の受験勉強の時のように久しぶりに真剣に勉強しました。ただ、それが私にとっては不思議と苦になりませんでした。
日常で息子が学習障害もあったので、自分事としての学びでしたので勉強という感覚もなかったかもしれません。

学んだ内容は活かせてますか?

生活面

子どものパニックの対処や見通しの立て方、構造化など日々の生活の中ですぐに活かせることがたくさんあるので、家でとても役に立っています。

学習面

学習面でもこどもが書字に課題があったので、どういう理由で起こっているのか考えて、そこから工夫して他の方法を取ることができているので、感情的に怒ることがなくなりました。なので家庭の状態も良くなっていますね。(笑)

周りの環境

学校の先生とのやり取りでも、以前は病院の先生に「こう言われたから」のように伝言するしかなかったのですが、今は具体的に状況を伝えられるようになったので、うまく、スムーズに配慮をしていただけるようになりました。
シニアサポータ養成講座にはwiscの読み方もあり、それは今も役に立っています。

資格取得を考えている方へのメッセージ

知識はもちろんのこと、全ての人(家族・保護者・先生・当事者)と関わる上での姿勢も講座の中にちりばめられているなと思っています。その部分が一貫していて、そこが私は一番信頼を置いているところです。
私は保護者なので、保護者の視点でお伝えすると、講座自体が大きな応援メッセージに感じています。実際にこういう視点でこどもを捉えてくれる人が身近にはいなくても、ここにはいるのだということが大きな励ましになっています。

講座を受ける中で、それまでは全部(こどものサポートなど)自分がやらなくてはいけないと思っていたが、受講することで、母親にできること、できないこと、やらないほうがいいことなどが分かり、役割が明確になったので、それも大きかったと思います。ご家庭で苦労されている方もきっと役に立つと思います。

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