発達障害サポーターズスクール

有資格者の声

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サポスクで資格を取得したことがきっかけとなり、事業を起こすことに繋がりました。

Interviewサポスクで資格を取得したことがきっかけとなり、事業を起こすことに繋がりました。

上條美季 様
保有資格

発達障害学習支援エキスパートサポーター

資格取得歴

2018年 サポーター資格取得
2019年 シニアサポーター資格取得
2020年 エキスパートサポーター資格取得

受講者様について

任意団体 「地球人」を運営し、学習支援・不登校のお子さんの居場所作りに取り組んでいます。また子育て支援NPO法人や子ども食堂の中間支援団体の運営にも携わっています。
3児の母でそれぞれASD/ADHD傾向と診断を受けています。

サポスクとの出会い

子どもが不登校になり、ホームスクーリングでの学習支援の必要にせまられたことがきっかけでした。家で学習をするために何か良い書籍はないかと探していたのですが、そういったものは多くあるものの、親へ向けたメッセージのようなものが多く、情緒に訴えるようなものはあまりピンとこなく、眉唾ものというような感想を持っていました。

とにかく当時の私には子どもの「学びの保障」をどうやって確立するかが重要で、しっくりと来るものはないか、探している中でキーワード検索で上位にサポスクの講座が出てきたことがきっかけです。

資格取得しようと思った理由

私はまず「発達障害基礎理解講座Ⅱ」の受講からスタートしました。
感想を一言でいうなら、「衝撃」を受けました。本当にそれは「衝撃」でした。
それまでは「寄りそいましょう・気を楽に持ちましょう」というような親側の気持ちの面の課題を表面的に論じているものばかりでしたが、この講座は学術的というか、全てがきちんと整理されていて、心地の良い、耳ざわりの良い言葉ではなく、子どもを真に「理解」する事ができると思える内容でした。

特に保護者は日々悩んでいたり試行錯誤している方も多いので「こうすればいい!」などズバッと簡単な方法を教えてもらう方が分かりやすく惹かれがちなんですが、サポスクの講座は一切その要素がなく、
「手法ではなく、まずはしっかりと起きていることを理解しましょう。」というメッセージを受けることができたんです。
そこで初めて私は、「この子をきちんと理解しよう」というスタンスに立つことができました。「私が一番の味方になれる。」そう思えた瞬間でした。

資格を取得しようと思った理由としては、基礎講座を受けた時点で面白さの沼にハマっていましたので、子どものためにではなく、資格を取得したい、でもなく、とにかく純粋に自分のために学びたい、そんな理由でした。
なので、おまけに資格が付いてきたような感じです。(笑)

資格養成講座を受講した感想

私はかなり前に会場で実施されていた時に受講したのですが、受講の時間はずっとワクワクしていました。
大げさですが、この時間が終わらなければいいのに、とさえ思っていました。
今まで自分が子どもを育てていく中で積んできた経験が知識と結びつき始めた感覚が、とにかく面白くてワクワクしていたんです。
「人間を理解すること」が得られた感覚で自分自身も特性があるだろうといった、自己理解にも大いに繋がりました。
また「発達障害」というの言葉を使わずして理解ができることも新鮮でした。
支援現場はとにかく障害名が先行してしまうのですが、そうではなく、最初に当事者には「困り感」があり、そこに対してどう対応していくかが大事だということを学びました。

試験の感想と合格のコツ

試験自体はしっかりと講座で話されている内容とテキストを読み込めば大丈夫かなと思います。分からないことが出てきたら戻って復習して、を何度も繰り返しました。

それこそ私は講座の内容で学んだ、「自分に合う学び方」を知れたので講座の内容は私自身の試験勉強にも活かせました。テストがあることできっちりと自分に知識として落としこめたいい機会であったと思います。
それと、子どもを育ててきた経験も絡んだ内容だったので深く理解が進んだのかもしれません。

学んだ内容は活かせてますか?

存分に活かしています!私はサポスクで資格を取得したことがきっかけとなり、事業を起こすことに繋がりました。
シニアサポーターまでは自分の知識欲で学んでいましたが、エキスパートまで進んで行くうちに親が自分の子どもに勉強を教えるには限界があることを知り、”せっかくだからこの知識を他人、社会に還元したい”と思い、仲間と事業を始めようと思いました。
やり始めてみたら案外講座の内容がバチバチと支援現場にはまり、子どもを見立てたり、記録をとったり、助言をしたりできるようになりました。
エキスパートサポーターまでに取得した知識を存分に活かしています。
また一緒に事業を立ち上げた仲間に一番最初にサポスクのシニアサポーター資格まで取って欲しいと伝えていて、一緒に頑張っています。支援を進めるためにはサポスクの「人間理解」の視点や共通認識と共通言語が大切なので同じ方針・レベルで取り組めることが大事だと思っています。

不登校のお子さんの居場所作りをしているのですが、保護者の方の一番の不安点は不登校による「学習機会の損失」なんです。ですが、学習するための土台がまだできていない状態の子どもに学習をさせること・学校へいかせるのは酷です。まず行くためのレディネスの必要性をとても感じています。不登校になって私達のところに通い始めて話をするうちにレディネスができて学校に向かうお子さんもいます。子どもを真に理解してくれる大人がいることがレディネスに繋がるのかもしれません。

資格取得を考えている方へのメッセージ

迷うなら、まずは一度基礎理解講座Ⅰ・Ⅱを受けてみてください!!
そして、はまったら次に行く、くらいの気持ちで受けてみてください。
それから判断しても遅くはありません。

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