発達障害サポーターズスクール

ニューロダイバーシティ講座

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ニューロダイバーシティ視点で考える
自閉スペクトラムの「科学」と「理解」Ⅰ ~社会性の視点を中心に~

近年、人の脳や神経由来の多様性尊重を意味する、ニューロダイバーシティが注目されています。ニューロダイバーシティは自閉スペクトラム者の社会運動から生まれた言葉であり、最近では科学研究の領域にも影響を及ぼす概念となっています。本講座はそんなニューロダイバーシティの視点から、従来当たり前とされてきた自閉スペクトラムの理解を問い直すための講座です。最新の研究知見から学び、科学的にも妥当な理解や、適切な対応を考えることが出来る内容となっています。
※本講座は二部構成で、本講座は前半のⅠとなっております。

【冒頭20分無料試聴】ニューロダイバーシティ視点で考える自閉スペクトラムの「科学」と「理解」Ⅰ ~社会性の視点を中心に~

講座内容

こんな人におすすめ
  • 自閉スペクトラムについて最新の科学的知見を学びたい人
  • 自閉スペクトラムへの支援実践にニューロダイバーシティ視点を取り入れたい人
  • 「脳の多様性を尊重する」とは、具体的にどうすることなのかを知りたい人
  • 科学的研究におけるニューロダイバーシティパラダイムの動向を知りたい人
受講資格要件なし
講義時間2時間半
受講料○一般:3,300円/名(税込)
○発達障害学習支援サポーター資格登録者:2,200円/名(税込)
※当スクール発行資格保有者の方に限ります。
講座概要 ニューロダイバーシティ視点で考える自閉スペクトラム

  • ニューロダイバーシティとは
  • ニューロダイバーシティ視点の自閉スペクトラム理解
  • ニューロダイバーシティと科学

社会性における神経、認知、心理の特性理解

  • 社会脳とは
  • 自閉スペクトラムは社会脳システムの「機能障害」なのか?
  • 人間や社会的情報を特別扱いしない脳?
  • ソーシャルモチベーション仮説について

自閉スペクトラムの理解を問い直す

  • 社会脳システムの特異性が主観的体験に与える影響
  • 自閉スペクトラムは社会的コミュニケーションの障害なのか?
  • 自閉スペクトラム者は共感能力が欠如しているのか? ​
  • 発語の遅い自閉スペクトラム児は「言語発達が遅れて」いるのか?

支援者に求められる発想、スタンス

  • ①社会脳の自発性や社会情報への報酬感度の特異性への理解と対応
  • ②独自の社会性発達への理解と対応
講師

村中 直人 (臨床心理士、公認心理師)

一般社団法人子ども・青少年育成支援協会 共同代表
臨床心理士として公的機関での心理相談員やスクールカウンセラーなど主に教育分野で勤務し、発達障害、聴覚障害、不登校など特別なニーズのある子どもたち、保護者の支援を行う。支援を行う中でニーズに対する支援の少なさを実感し、2009年に一般社団法人 子ども・青少年育成支援協会を設立。「あすはな先生」事業の立ち上げに従事し、特別なニーズのある子どもたちや保護者への支援活動を多数実施。現在は人の神経学的な多様性(ニューロダイバーシティ)に着目し、脳・神経由来の異文化相互理解の促進、および働き方、学び方の多様性が尊重される社会の実現を目指して活動。企業向けに日本型ニューロダイバーシティの実践サポートを積極的に行っている。また、「発達障害サポーター’sスクール」の運営を通じ、全国に正しい知識を持った理解のある支援者を増やす取り組みにも力を入れている。

主な著作:「ニューロダイバーシティの教科書」(金子書房)「〈叱る依存〉がとまらない」(紀伊國屋書店)「ラーニングダイバーシティの夜明け」(そだちの科学にて連載:日本評論社)

受講方法オンライン講座(収録型)
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その他特記事項※本講座はⅠとⅡのシリーズ講座となっております。
※ご受講には受講者登録(無料)が必要です。
※講座の資料はダウンロード形式にて配布となります。決済後のお申し込み完了メール内にダウンロードURLの記載がございます。ご利用くださいませ。

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